
WHITE ALBUM

WHITE ALBUM あらすじ
時は1986年――"バブル"前夜。来るべき狂乱とその崩壊を、巷は未だ知らない。電車内でイヤホンをしているのは
競馬か野球か英会話を聴くオジサン達だけだった時代。アスファルトには、引き剥がされたプルトップが散らばっていた時代。携帯電話は勿論、自動車電話も珍しかった。駅前の電話ボックスには、テレカを手にしたサラリーマンが列を成していた…そんな時代。若き恋人は、誰もが腕時計を嵌め、握り締めた受話器から聞こえる呼び出し音に胸を高鳴らせながら、悩み、泣き、誤解し合い、すれ違っていた――。
冬空の下、移ろいゆく彼女との関係……悲しくも、とても優しい物語。
- サブタイトル
- 第13話 器が傾いてるのに、気づかなかった?水はもう一滴も残ってなかったからね(2009.03.29)
- 第12話 縛ること。欺くこと。奪うこと。与えること。どれより辛いのが、待つこと(2009.03.22)
- 第11話 胸につかえていることを、時は解決してくれない。忘却のラベルを貼るだけで(2009.03.15)
- 第10話 一人相撲が虚しいのは、一人だからってだけじゃない。観客の目が、痛いんだ(2009.03.08)
- 第9話 思い出に気の利いたシナリオは要らない。口から出た瞬間、どうせみんなたわ言(2009.03.01)
- 第8話 時間がない時ほど、多くの事ができる。やってしまう。もちろん、恋だって(2009.02.22)
- 第7話 イメージはどんどん構築しなきゃ。ただでさえ、端から崩れてくものなんだから(2009.02.15)
- 第6話 悩みを忘れるいい方法。他人のトラブルに首を突っ込んでみるってのは、どう?(2009.02.08)
- 第5話 邪魔をするのが、近しい人間だけとは限らない。知らない人ほど、手厳しい(2009.02.01)
- 第4話 想像を超えてわかり合えてるって、感じる時がある。逆の時も多いけどね(2009.01.25)
- 第3話 手と手、肩と肩、背中と背中、それから。服の上からだっていいんだ(2009.01.18)
- 第2話 ずっと前から仕組まれてた、そんな出会いって、信じる?(2009.01.11)
- 第1話 そう、あの時はもう、スイッチが入ってたんじゃないかなあ(2009.01.04)